流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
(生ワクチン:皮下注射)

萌夏san、入園式を目前に控え、久々の予防接種。
本人の希望で、数週間前、胃腸風邪で点滴を打った総合病院に行きました。
点滴の針には、ウンとも、スンとも言わなかった萌夏san。
そのつもりで臨んだら、予想外に痛かったらしく、
メチャメチャびっくり顔でした。(≧▽≦)ノ☆バンバン☆
その様子に、パパ・ママは、笑いをこらえるのに必死でしたわ…♪
念のため、4週間後の採血(抗体の有無)検査を予約して、帰ってきました。

2週間後、耳の下が腫れ、微熱が…?!
経過・症状から見て、副作用とは思いにくいとの事で、
腫れが引くまで、入園直後の幼稚園を、しばらく休む事になりました。
( 例え副作用だったとしても、腫れている以上、他人に移す可能性があるとの事 )

採血の結果、意外にも数値は低く、結局、追加接種をする事に。
ところが、なかなか体調&予定が合わず、結局接種は一年後になってしまいました。
その際「もし腫れても、予防接種が原因のものなら、移る可能性はありません」
「幼稚園は、休まなくてもOKです」って。┐(-"- )┌
(萌夏san:3歳9ヶ月・4歳9ヶ月の時)

<予防できる病気 … 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) >

ムンプスウイルスなどが原因で起こる病気。
潜伏期間は、2〜3週間で、
耳下腺が腫れる数日前から発病後10日くらいが、最もうつりやすい時期になります。
幼児期にかかる事の多い感染症ですが、
症状を表さない(免疫はできる)「不顕性感染」が30〜40%みられます。
突然、「耳の下」(唾液を出している耳下腺)・「ほお」・「あご」が腫れるのが普通で、
押すと痛みます。
まず片方が腫れ、2〜3日してもう片方が腫れてくる場合が、全体の75%。
残りの25%は、片方だけが腫れますが、免疫はできます。
耳下腺の腫れと同時に、過半数に38〜39度の発熱がみられ、
3日目くらいが(熱・腫れとも)ピークで、通常、1週間ほどで治ります。
特別な治療はなく、安静にしたり冷やしたり等の、症状を軽くする治療を行う事になります。
(熱や痛みをおさえる薬が処方される場合もあります。)
口を開けたり、噛むと痛むため、食欲がなくなりがちなので、
噛まないで良いもの、消化の良いもの、酸っぱくないものを与えるようにしましょう。
合併症には、「無菌性髄膜炎」(確率は高く、10〜30人に1人)、
「難聴」(2万人に1人)、「膵臓炎」などがあげられます。
思春期以降の人が掛かると、「睾丸炎・卵巣炎」を併発する場合もあるので、
10歳以上で免疫のない場合は、予防接種(任意)を勧められます。
頭痛がひどく、何度も吐く場合(髄膜炎合併の疑)、
1週間たっても、腫れが引かない場合や、熱が5日以上続く場合(他の病気の疑)、
耳の下の腫れが、赤くなった場合(化膿性耳下腺炎の疑)、
睾丸を痛がる時(睾丸炎併発の疑)は、もう一度(早めに)受診をしましょう。

<理想年齢 … 1歳以降に、1回>
  •  任意接種

<方法 … 上腕部に注射>

  •  ワクチンの有効率が、90%と、他のものに比べ、低め。
         … 接種後、かかってしまう事もありますが、自然感染した場合に比べ、
           はるかに軽い症状ですみます。
    •  病院によっては、1ヵ月後に採血検査をし、抗体がついていなかった
       場合、 無料で追加接種を打つところもあります。

<副作用>

  •  重い副作用 … 接種から2〜4週間後に、1万人に1人の割合で「無菌性
                髄膜炎」を起こしますが、後遺症の心配はまずありません。
    •  無菌性髄膜炎 … 急な発熱、嘔吐、頭痛。
                    正式な検査としては、腰のところから脊椎骨の間に
                    針を刺し、脊髄液を採取。その中に、ウィルスが
                    いるかどうかを調べる事になります。
    •  副反応による「無菌性髄膜炎」の場合、経過もよく、1〜2週間の
       入院で完治し、後遺症もありません。
  •  よくある副作用 … 接種から1〜2週間後に、100人に1〜2人の割合で、
                  熱が出たり、耳の下が軽く腫れる場合があります。

<注意点>

  •  治療のため、「免疫抑制剤」や「ステロイドホルモン剤」を使っている場合は、
     受けられません。

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