インフルエンザ
(不活性化ワクチン:皮下注射)

萌夏san、直前の「予防接種:日本脳炎」と「手足口病:感染」との兼合いで少々出遅れ、
1回目の接種が、パパ(大人は接種1回のみ)と共に11月24日。
そして「ファッションショー」・「クリスマス会」など、満載スペシャル予定の合間を縫って、
2回目の接種が12月13日:2週間と5日後となりました。
1回目より2回目の方が、後々まで痛かったらしく、不満げ???(*^m^*)
そして萌夏sanよりパパの方が、
その副作用:接種した場所の痛み・体のだるさ(軽い風邪症状)に凹んでおりました。
(初回は、萌夏san:6歳8ヶ月・6歳9ヶ月の時)

<予防できる病気 … インフルエンザ >

インフルエンザウィルスの飛沫感染により起こる病気。
潜伏期間は1〜2日と短く、
「38度以上の発熱」・「頭痛」・「関節痛」・「筋肉痛」など、急でしかも強い全身症状で始まり、
普通の風邪と同様の「のどの痛み」・「鼻汁」などの症状も併せて見られます。
そういった症状が出たら、早めに医師の診断を受けるようにしましょう。
発症から48時間以内であれば、ウィルスの増殖を抑える薬が処方されるようになりました。
また、非常に感染力が強く、
「気管支炎」や「肺炎」などの合併症も出やすいという特徴を持ちます。
子供の場合「中耳炎」・「熱性けいれん」などの他、
学童でも脳炎や脳症を起こすなど、命を落としたり、重い後遺症が残ることもあるので、
充分な注意が必要です。

毎年流行があるものの、
接種の効果については、本人の年齢や体調、型の合致状況によっても変わり、
毎年ウィルスが少しずつ変化するという特徴を持つため、
その有効性については、問われ続けています。
しかしながら、接種を行うことで、重篤な合併症や死亡を予防し、
健康被害を最小限にとどめるなどの高い効果が得られているのも事実です。
<症状・予防については、既往症編にもあります>

<理想年齢 … 1歳以降に、1〜4週間あけて2回>
  •  任意接種
  •  保育園に入る子は、1歳前でも接種を勧められることが多いとの事。
  •  接種時期:12月中には2回目の接種を済ませるようにしましょう。
    •  通常2回接種(中学生以上は1回接種でも可)で、1回目〜2回目は、
       1〜4週間あけて接種します。
         … 効果をより上げるため、3〜4週間がベストと言われています。
    •  流行期間が12〜3月ですから、11月中旬頃までには接種を終えておくと、
       より効果的でしょう。
       ただし、新型ウイルスが出現した場合は、すべて2回接種になります。

<副作用>

  •  重い副作用 … 特にありません。
  •  よくある副作用 … 接種した場所の発赤・腫れ・痛み(10〜20%)
                      … 2〜3日で消失します。
                  発熱・頭痛・さむけ・体のだるさ(5〜10%)
                      … 2〜3日で消失します。
  •  ワクチンに対するアレルギー反応として、湿疹・じんましん・発赤とかゆみなどが
     数日見られることも稀にあります。
  •  ワクチンの接種後に発熱した場合も、インフルエンザ以外の「冬季に見られる
     呼吸器疾患」にかかった可能性もあり、必ずしもワクチンの副作用とは限りません。
       … インフルエンザワクチンは不活化ワクチンですので、ウイルス自体は化学的
         に処理され、病原性はありません。
         そのため、その接種によってインフルエンザになる事はありません。
  •  解熱剤
       … 解熱剤には多くの種類があります。
         中には「インフルエンザの熱には使用を避けなければならないもの」も
         あるため、自己判断はせず、かかりつけの医師によく相談してください。
             > 詳しくは「薬の豆マメ知識(インフルエンザ脳症と解熱剤編)」へ

Q. ワクチンは“風邪”の予防になりますか?

A. インフルエンザのワクチンは普通の”風邪”(感冒)に効果はありません。
  しかし(健康な成人の)インフルエンザに対する発症予防効果は、70〜90%と
  高い効果が認められています。
  また、高齢者の死亡の危険を約80%減らすなど、 重症化を防止する効果もあります。

  •  特に「高齢者」や「呼吸器や心臓などに慢性の病気を持つ人」は重症化しやすく、
     最悪の場合は死に至ることもあるので、十分注意する必要があります。
     かかりつけの医師とよく相談のうえ、接種を受けられることをお勧めします。
        (65歳以上の高齢者は一部公費負担としている自治体もあります。)

Q. 流行してから接種するのでは効果がないの?

A. 接種してから効果がでるのに2週間ほどかかります。
  少しでも抗体価が上昇していれば、 症状はその分軽く済みますが、その間に感染する
  可能性はあります。

<接種を避けた方が良い:医師に相談が必要な方>

  •  生後6ヶ月未満の乳児 … (通常)年齢の下限はありません。

  •  基礎疾患(心臓血管系疾患・肝臓疾患・腎臓疾患・血液疾患など)のある方

  •  気管支喘息のある方

  •  出生時及び現在、発育指導を受けている方

  •  妊婦又は妊娠している可能性の高い女性
       … 胎児に影響を与えるとは考えられていないため、接種不適当者には
         含まれていません。
      * ただし、国内での調査成績はまだ十分に集積されていないため、
        「予防接種によって得る利益が不明の危険性を上回るという認識が
        得られた場合にのみ接種を行う」とされています。

  •  熱性けいれんの既往がある方
       … 「現行の予防接種はすべて行って差し支えないが、保護者に対して
         接種の有用性、副反応などについての十分な説明をして同意を得ることに
         加え、具体的な発熱時の対策(けいれん予防を中心に)や、万一けいれんが
         出現した際時の対策を指導すること」
                  (日本小児神経学会の見解:平成15年)

  •  てんかんの既往がある方
       … 発熱で発作を起こす場合もあるので、てんかんを治療している主治医
         あるいはその依頼に基づき、事例ごとに検討して、ワクチンを接種するか、
         しないかを決めるのが望ましいとされています。

  •  卵アレルギー
         … 製造過程に発育鶏卵を(ごくわずかながら)使うため、それによる
           アレルギー症状が稀に起こることもありえます。
           ただし、近年は高度に精製されてワクチンにはほとんど残って
           いませんので、軽い卵アレルギーはほとんど問題にはなりません。
    •  重篤な卵アレルギーのある方
          ex. ひどい蕁麻疹や発疹が出たり、口の中がしびれたりする方。
              卵成分でアナフィラキシーショックを起こしたことがある方。
         … ワクチン接種を避けるか、インフルエンザにかかるリスクと接種に伴う
           副反応のリスクとを考慮して、かかりつけの医師とよく相談のうえ、
           十分に注意して接種をうけることが望ましいとされています。

  •  ゼラチンアレルギー
        … ゼラチン:ワクチンの安定剤として使用する場合があります。
          ただ現在、インフルエンザワクチンを生産している4社からの製品には
          いずれも、ゼラチンはふくまれていません。

学校保健法に基づく出席停止へ     HOMEへ戻ります♪ 「平凡な毎日のために:病気編」へ戻ります♪ 管理人へのメールはこちら♪

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送