DTP(三種混合)
(不活性ワクチンとトキソイドの混合)

3回目の接種以外は、近所の市民病院で接種しました。
市民病院は、午後から「予防接種外来のみ」(前日までの電話予約)なので、
他の病気をもらってくる心配はないものの、
看護婦さんの対応も、受診の流れもいまいち…。(^−^ゞ
人見知り全盛期:大学病院受診以来の「病院嫌い」とも重なって、毎回号泣でした。
後半になると、言葉もはっきりしてきて、「痛いじゃん!」(●`ε´●)
とママが怒られる事も、しばしば…。
ただ、ご褒美シールやジュースにつられて頑張るようになったのも、この頃からでした♪
追加時、「あまり揉まないでね」と言われ(理由は不明)、少々腫れたものの、
それ以外は、腫れる事も、熱が出ることもなく、終了♪
追加の時期が遅れて、間隔が開いてしまいましたが、先生曰く
「1年も、2年も遅れたのでなければ、大丈夫」との事で、一安心♪(〃⌒ー⌒〃)
(萌夏san:1歳0ヶ月・1ヶ月・3ヶ月、追加:2歳10ヶ月の時)

<予防できる病気 … ジフテリア・百日咳・破傷風 >

ジフテリアは、ジフテリア菌の飛沫感染(咳やくしゃみ)でおこります。
症状は、高熱・のどの痛み・嘔吐・犬の遠吠えのような咳等で、
重症の場合、心筋障害や、神経マヒ、窒息をおこす可能性もあります。
年間10名未満の発症ですが、
症状の出ない保菌者から感染することで、知られています。

百日咳は、百日咳菌の飛沫感染でおこります。
2歳未満の幼児に多く見られ、潜伏期間は、1〜2週間です。
2〜3週間は感染させやすいので、外出も控えます。
風邪のような症状(くしゃみ・咳・微熱等)が、1〜2週間続き、
続いて咳がひどくなり、レプリ―ゼ(注)を伴います。
この咳は、2〜3週間から、長い子では、2ヶ月くらい続きます。
1歳未満のBABYがかかると、無呼吸やひきつけをおこすなど、重症になりやすく、
肺炎や脳症等、重い合併症をおこしたり、命を落とす事さえあるので、注意が必要です。

(注)レプリ―ゼ … 顔を真っ赤にして激しく咳き込み、
最後に「ひゅ〜ん」と音を立てて、大きく息を吸い込み終わる発作。
(大きな子供では、痰を出して終わる)
1回の発作は2〜3分で、1日に週十回、夜中に多くおきます。

破傷風は、日本中どこにでもいる、土の中に潜んでいる菌が、傷口から体内に入り、
感染する病気で、菌は体の中で増殖し、毒素のために、口が開かなくなったり、
けいれんをおこしたり、死亡することもあります。

<標準年齢 … 生後3ヶ月〜1歳><追加は1歳半〜2歳半まで>
  •  生後3ヶ月から、7歳半までなら、公費で接種できます。

<方法 … 上腕部に注射>

  •  3〜8週間間隔で、3回受けます。
         追加接種は、初回接種が終わってから、1年〜1年半後に受けます。
  •  免疫が落ちてくる小学校6年生の時、DTの接種をもう一度受けます。
        (ジフテリアと、破傷風)

<副作用>

  •  重い副作用 … 現在ではありません。(1981年にワクチンを改良)
  •  よくある副作用 … 接種した後が、赤く腫れたり、しこりになったり。
                     1回目のあとで、100人中20人
                     3回目のあとで、100人中40〜50人
        … ただし、直径5センチを越えるひどい腫れは、100人中10人
            (中には、上腕全体が腫れる子も、少数ですがいます。)
  •  よくある副作用 … 接種後37.5度以上になった子が、3〜4%。
  •  病院へ … 機嫌が悪くなったり、腫れが目立つ時は、医師に相談を。

<注意点>

  •  回数が多いので、接種もれに注意が必要。
  •  ひどく腫れた場合は、医師と相談して冷やすと、軽快になります。
        (前回ひどく腫れた場合は、接種の際、医師に相談を)
        (ワクチンの量や回数を減らす事もあるそうです)

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