<こんな病気>
突然、腸の一部が腸の中に入って、腸が二重になってしまう。
(ex.小腸末端:回腸が、大腸の始まりに入り込む)
- 風邪などで腸管壁のリンパ節が腫れると、腸管の動きが制限され、起こりやすい。
- 生後4ヶ月〜2歳までに起こりやすい。
- 再発しやすい。(4歳頃までには、ほとんどが起こさなくなる。)
- 比較的、男の子に多い。
- 晩夏から、秋にかけて目立つ。
<症状> 「腹痛」・「嘔吐」・「血便」が、三大症状。(そろうのは、約5%)
- 突然、不機嫌。激しく泣く。嘔吐。(2〜3分で、痛みはおさまる。)
→ ケロっとする。おっぱいを飲む。遊ぶ。
→ 20〜30分おきに繰り返す。
→ そのうち、ぐったりし、食欲が全くなくなる。
<治療>
- 発病して、24時間以内
… ほとんどの場合、高圧浣腸。(カテーテル+空気やバリウム)
- 発病して、24時間以上
… 壊死→手術で取り除きます。
- 回腸が二重に入り込んだ場合
… 手術(1〜2日の入院)(24時間以内の再発もあります。)
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