薬の豆マメ知識 

 薬が効く仕組み 

一般的な「飲み薬」の場合、薬の成分が小腸で吸収され、
肝臓に送られます。
そこで成分が代謝され、ある程度効き目が弱められてから、血液に乗って
全身へ送り込まれる事になります。
その成分が、血中に一定の濃度以上存在している時、薬は効果を発揮しますが、
全身を循環中、小腸で吸収・肝臓で代謝・腎臓で排出されるため、
時間と共に血中濃度は低下。
そのため、定期的な補充が必要になってきます。

 薬の効き 

大人より、子供の方が、感受性は高く、
(肝臓の薬物代謝酵素が未完成だったり、腎機能が低いためと考えられる。)
また、男性よりも、女性の方が、感受性が高いそうです。

 飲む時間 

「食前」とは、食事の30分前。「食後」とは、食後30分以内。
「食間」 とは、食事と食事の間で、食後約2時間と考えて、飲みましょう。
「1日4回」は、毎食後と、就寝前。
「1日1回」は、別に時間を指示してあるので、その通りに飲むこと。
BABYの場合、食後の薬だと、お腹が一杯になって、
飲まなかったり、吐いてしまったりしますよね?
そんな時は、食前に飲ませて、その後しっかり食事をとれば、大丈夫なんですって。

 飲み方 

コップ一杯程度の水か、ぬるま湯で飲むのがいいそうです。
牛乳は胃粘膜を保護するため、吸収を遅くするので、考慮が必要となります。
薬剤師さんに相談してみましょう。
アルコールは、原則的に一緒には飲まないようにすること。
アルコール自体、薬としての作用があるため、
薬の効果が下がったり、効果が出すぎて、危険になったりするそうです。

 薬とお茶 

鉄剤(貧血の薬等)の場合、お茶に含まれるタンニンの影響を受けるため、
できれば、一緒に飲まないほうが良いとされています。
が、最近の研究で、ほとんど影響が無いとの報告もあります。

 頭痛薬 

「飲みつづけると、効かなくなる」と聞いた事はありませんか?
市販の鎮痛剤でこのような事は、起こらないことが証明されているそうです。
ただ、頭痛薬の常用は、「慢性頭痛」の原因となる事が多く、
常用によって、かえって頭痛を悪化させる、「鎮痛薬頭痛」の患者さんがいる事は確かです。
さらに、「連用」:長期の大量服用する事によって、腎臓に重い障害も出てきます。
決められた量を守り、必要な時だけ飲むようにしましょう。
また、生理痛のため、数日間使用するような場合、これを「連用」とは言えません。

HOMEへ戻ります♪ 「平凡な毎日のために:病気編」へ戻ります♪ 管理人へのメールはこちら♪

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送