インフルエンザ <INFURUENZA> |
出席停止:解熱した後2日を経過するまで。
ただし「病状により学校医その他の医師において伝染のおそれがないと認めたときは、
この限りではない」となっており、医師の裁量が認められています。
<こんな病気>
インフルエンザウィルスが原因で起こる病気。
インフルエンザが流行してきたら、特に「高齢者」や「慢性疾患を持っている人」、
また「疲れていたり、睡眠不足の人」は人混みへの外出を控えましょう。
<種類>
抗原性の違う2種類のウィルス(A型とB型)が、同じシーズンの中で複数流行する事が
多いので、A型にかかった後、B型にかかったりする事もおこります。
* 型が違っても、症状や治療、予防法には大きな違いはありません。
(治療薬は型により異なることがあります)
<症状> 発症が急な事に併せ、全身の症状が強く現れます。
* 一般的に、症状がでてから3〜7日間はウイルスを排出すると言われています。
健康な成人では、インフルエンザは通常2〜3日で熱が下がりますので、
熱が下がっても一両日はうつす可能性が残ることになります。
(一旦熱が下がって、また上がるという特徴も併せ持ちます。)
したがって、症状がでてから3〜7日間は他の人へうつす可能性が高いので、
人の多く集まるところは避けた方が良いでしょう。
学校や職場に行く場合はマスクをするなど、周囲へうつさないよう配慮してください。
<治療>
症状が出たら、早めに医師の診断を受けるようにしましょう。
… 発症から48時間以内であれば、ウィルスの増殖を抑える薬が処方されるように
なりました。早ければ早いほど(体中のウイルス量が少ないので)効果的です。
* ウイルスがのどや鼻の粘膜に広がり高熱が出てしまうと、根本的な治療は間に
合わなくなり、かえって長期間寝込むことになってしまうおそれがあります。
特に、地域内でインフルエンザが流行している場合などは気を付けましょう。
<予防>
基本は、流行前にワクチン接種を受けること(欧米では一般的な方法)です。
インフルエンザにかかった場合の重症化防止の方法として有効と報告されています。
* 狭くて換気の悪い部屋などでは、比較的長くウイルスが浮遊することもあります。
時々空気の入れ換えをしたり、部屋の湿度を適度に保つことなどが大切です。
* 尚、症状が出る前から抗ウィルス薬を飲むことで予防する効果については、
まだ国内での調査研究が十分に行われておらず、現在は推奨されていません。
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