名古屋市港防災センター(名古屋市・港区)

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(2008.AUG)

家族で行きたいと計画を練っていた矢先、
ママ一人が、学校の社会見学(役員仕事)で行く事になってしまい、母子で少々落ち込みはしたものの…。
現地で聞いてきた情報を議事録にまとめ、家族の前で事前セミナー開催!?

「昭和の生活」・「消防署」と中学年で習う単元に関わる展示も多く、
萌夏sanにとっても、かなり有意義な「社会見学」となりました。

災害時には、応急対策活動の拠点施設としての役割も持つ港防災センター。
「いざという時に備えて、市民1人1人が災害の実態を正しく知り、それに対処する方法を身につけていただくために!」
というコンセプト通り、
どのコーナーでも(希望すれば)職員の方がわかりやすい説明をしてくれるので、安心です。

また、東海地震・東南海地震の発生が懸念される中、
ここ数年は問い合わせの電話、子ども会やPTA等の団体客が増える一方との事。

所要時間に応じて、1時間半コース(地震体験・煙避難体験・伊勢湾台風を知る)、
2時間コース(1時間半コースの内容+防災の講話又は演習)の体験コースも用意されていて、
人気の高さも頷けます(団体(5名以上)/要事前(電話)予約)。

実際に使われていた消防ヘリ、実物の4分の1の消防はしご車や消防車が、子どもたちに、そしてパパ達に大人気の施設となっています。

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1F

「地震体験室」
Earthquake Simulation Room

ダイニングキッチンを想定した部屋で、
大きな被害を出した濃尾地震(1891年)、東南海地震(1944年)、三河地震(1945年)、
そして、戦後最大の都市型大災害といわれる阪神・淡路大震災(1995年)の
データに基づき、震度7の揺れを体験できるコーナー(一度に5人前後が体験可能)!
適切な初期行動を学び、その困難さをも体験的に学習できます。

「非常持出品」
Emergency Supplies for the Homeand Evacuation

 日頃から常備しておくとよいとされる「非常持出品」の一覧や、
標準的な家族の非「常持出食料」や「水」の実物が展示されています。

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2F

「伊勢湾台風を知る」
The Ise Bay Typhoon

3D映像や音響・照明等により演出された伊勢湾台風(1959年)の怖さをを体験するコーナー。
窓を揺らす風雨が次第に激しくなったかと思うと、
あっという間に波が押し寄せ、流れて来た材木と波で窓が割れて飛び散るところで終わる、衝撃的な6分間…。
当時の室内を再現した10畳ほどの部屋は、電話もインテリアも、親世代には懐かしい「昭和」。
小物に書かれた名前など、細かな演出にも、是非ご注目を☆

「煙避難体験室」
Smoke Evacuation Training

具体的なアドバイスを受けながら、火災現場での避難姿勢や避難方法を体験をする事で、
煙の特性を理解すると共に、実践的な避難訓練が受けられます。

「防災教室」
Disaster Classroom

昭和34年当時の小学校の教室を再現した部屋に、防災に関する資料が展示してあります。

「消火体験」
Fire Extinguishing Simulation

「火災映像」と「模擬消火器」を利用したシュミレーション装置により、
天ぷら油火災の消火について、体験学習ができます。

「通報体験」
Calling for Help in an Emergency

実物の公衆電話を使い、火事・救急等の状況を見ながら
受話器から流れるオペレーターの指示に従い、119番通報体験ができます。

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(原則として)小学校5年生以上の団体(5〜30名)には、
アルミ缶・ティッシュペーパー・アルミホイルを使って、食用油を燃料とする炊飯セットや
安全灯を作るサバイバル実習を体験するコースも用意されています。
(所要時間:約2時間)(予約制)

また、これらの「サバイバル教室」は、定期的にも(毎月)開催されており、
こちらは個人で参加できるとあって、毎回大人気です。
ちなみにコース内容は「非常用炊飯セット・安全灯の作り方(先着30名)」
「三角巾での応急手当(先着10名)」・「ロープ結索法(先着10名)」等、月毎でかわります。
詳しくは、公式サイト・電話等でご確認ください。

家族全員が無料で楽しめる、定番の「人気スポット」!!
地震体験コーナーでの
「少しでも揺れを感じたら、例え頭だけでも机の下に入れる」
「揺れがおさまったら、ガスの元栓を閉め→出口の確保→電気のブレイカーを切る」、
そして、煙避難体験コーナーでの
「壁伝いに歩くならば、ドアノブの高さに触れ、途中で決して手を変えない
ミニライトを携帯すれば、万が一の時にも安心」
「携帯は、最後の手段としてとっておく」など、 知っていれば必ず役にたつ具体的なアドバイスが満載で、嬉しい限りです。

実際、出先で火災にあったら、その間取りを知るはずがないですものね?!
「火が出て、室内が明るくなってからでは、遅すぎます」
という説明も、長年、消防士を務めていたというインストラクターから聞けば重みが違う…?!

それほど大きな施設でもないため、半日もあれば、充分時間が足りてしまうと思います。
ちなみに、5分進めば、そこは 名古屋港水族館

ちなみに。館内は飲食禁止で、売店・食堂などはありません。
隣接する港北公園でお弁当を広げるか、
建物の北側:200mほどのところにある大型スーパー(駐車場は無料で、1200台収容)内で
すませるのが良いのではないでしょうか。(〃⌒ー⌒〃)


  •  住所    : 名古屋市港区港明1−12−20
                   http://www.nagoya-dpmc.jp/bousai/index.html
  •  電話    : ( 052 ) 651 − 1100
    • FAX  : ( 052 ) 651 − 6220
  •  交通機関 : <電車で>
                  地下鉄名港線「港区役所」で下車し、1番出口北へ徒歩3分
              <バスで>
                  市バス「港区役所」で下車し、徒歩約1分
              <車で>
                  R23(名四)築地口ICを降りて左折、北へ800m進み、
                  「港区役所前」信号を右折
  •  入館料  : 無料
  •  開館時間 : 9:30〜16:30
  •  休館日  : 毎週月曜(祝日にあたる場合は開館し、その直後の平日が休館日)
              毎月第3水曜日、年末年始(12月29日〜翌1月3日)

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