東海市クリーンセンター(愛知県・東海市)

<2008.AUG.22.FRI>

お友だちの小学校では、学校から
「ゴミ処分場」・「消防署」・「警察署」・「浄水場」・「下水処理場」と行くのに対して、
萌夏sanの学校では「消防署」・「下水処理場」のみ。
同じ市内の公立小学校でも、その環境によって、随分違うんですね。

***

東海市クリーンセンターが稼動を開始したのが、平成7年12月。
翌年3月、新婚の萌ママ家が東海市に住み始めました。
そして、市役所で大量のゴミ袋をもらいました。

東海市では、一定量のゴミ袋を無料配布し、
それを超えた分についてのみ、袋が有料になります。しかも、これがまた高いんです!!
しかも、ゴミ袋に世帯主の名前を書いて捨てるんですよぉ?!
そんなこんなで、もらったゴミ袋だけで何とか収めようと、ゴミの減量に努めました。

しかも、最新の高温処理施設ということもあって、
分別はかなり大胆!?
名古屋に引っ越してきて、その細かさに戸惑ったのは、言うまでもありません…。

「可燃ゴミ処理施設」

1日に80トンを処理できる焼却炉が2基あります。
設備内に、有害ガス除去装置、ろ過式集塵器(バグフィルター)を備え、
また、炉内へ噴霧する水には、処理済の汚水を使うなど、
一切場外には出さないぞ、という 気合 工夫がたくさん見られます。

「粗大ゴミ処理施設」

不燃ゴミや粗大ゴミを、回転式破砕機によって、5時間で33トン砕いています。
その後、磁選機でスチールが、アルミ選別機でアルミニウムが
破砕されたゴミの中から、資源として回収されます。
さらに、可燃物は焼却系統に流れます。

「灰溶融処理施設」

1日に15トンを処理できる灰溶融炉が2基。
焼却灰や鉄、アルミを除いた破砕不燃物を(コークスを燃料として)1700℃の高温で溶融。
製品(スラグ・メタル)として売却されています。

電話で予約した時間に到着すると、まずは見学の流れについての説明。
20分ほどのビデオを見た後、概要説明・質疑応答(20分ほど)、そして見学(20〜30分)へと流れます。

見学コースはガラス張りになっており、
プラットホームゴミピット司令室の様子等を、間近で見学することができます。
「ゴミ収集車が入ってきて、ゴミをからにして、また出て行く」という流れは勿論、
最初にビデオ〜質疑応答があったからこそ楽しめる内容も満載。
普段通りの仕事(おっちゃん達の掛け合いとか?!)を見学できるからこその楽しさもあります。

普段から、東海市内:社会見学の定番コースとなっているせいか、
説明〜見学の流れも、ある意味きちんとマニュアル化されていて、とてもわかりやすく感じました。
また「子どもに説明する」ということにも慣れているため、
みなさん、所々でちょっかいもかけてくれるので、かなり楽しめます♪
「団体(小学校からの社会見学)なら、こうはいかないよね…」といった小さな疑問、
ちょっとした要望にも、申し訳ないほどきちんと応えてくれますよ。

その後は、お隣にあるリサイクルセンターへ移動。
ガラスのビンを色分けし、ペットボトルのキャップを外して仕分け〜圧縮するという手作業を、
間近で見る事ができます。

周辺の見どころとしては「平洲記念館」が挙げられますが。
パパを始めとする東海市民は、どうしてそうも平洲先生を愛してやまないのだろう…?!


  •  住所    : 愛知県 東海市荒尾町奥山10−48
                   http://www.city.tokai.aichi.jp
  •  電話    : ( 052 ) 601 − 2053
    • FAX  : ( 052 ) 689 − 1166
  •  交通機関 : <電車・バスで>
                  名鉄「大田川」駅から、バスで40分
              <車で>
                  知多産業道路「加家」ICから、約15分
  •  駐車場  : 無料(5台程度)
  •  入館料  : 無料
  •  見学可能時間 : 金曜日の13:00〜15:00
  •  休館日  : 清掃センター休日(毎週土・日、年末年始12/29〜1/3)

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