17歳〜17歳3ヶ月
(平成27年7月〜9月)

14年目:11回目の出演にして「初めて」ダンス発表会:本番用の衣装&小物を、1人で準備させてみました。
勿論「衣装を縫ったり、小物を買い揃えたりを、全て!」  …なんて事はできません。
あくまで「毎週末:数ヶ月間にわたるレッスン〜本番で必要になる、十数曲分の衣装と小物をパッキングする係」です。
小さな失敗を数回繰り返した後、ダンス用の手帳(普段は、立ち位置番号や、先生のダメ出し等をメモ)に持ち物リストを作って臨みました。
深夜に帰宅し「使った衣装を洗濯、またはハンギング〜ファ○リーズ」一つとっても、終日踊った体には、随分応えたことでしょう。

自分が出掛ける準備をするなんて「高校生にもなって」「当たり前」とおっしゃる方も多いでしょうが…?
そもそも我が家の場合、いろいろなことが普通じゃないのだと思います。

3歳の時から14年間、大なり小なり、アレコレやを我慢して、踊ることを最優先にしている萌サンの場合、
(ダンスに関して)壁を乗り越えたり、コツコツ努力したり、は当然「萌サンの担当」となります。
例えば、前夜:3時間しか寝られなくても、それがダンスの予定であればちゃんと起きて、文句一つ言わず、出掛ける準備を手伝います。
早朝、私が昼食:サンドイッチの準備をしている間には、言われなくても、車中で食べる朝食:おにぎりの準備を進めます。
それは、彼女が小学校低学年の頃から変わりません。
しかも、私が例えば「どんなに疲れていても、体調が悪くても、平日のほとんど&毎週末が送迎等でつぶれてしまうこと」
「時にはその人間関係に疲れてしまうこと」等、ダンスに関する不満をぶつけたとしても、
ひたすら受け止め、ひたすら謝り続けます。
さらに言うなら「新学期:お友達の(週末の)誘いを(レッスンを理由に)断り続ける〜夏休み頃には誘われなくなる」という葛藤には、
何年経っても慣れるわけがありません。

一方で、そのダンスだけに集中できるよう(環境を整える等の)調整を繰り返すのは、私の仕事だと思ってるんですよね…?
例えば、目いっぱい踊れるよう(体型や振りに合わせて)衣装の微調整をしたり、
邪魔にならないけど見栄えのする髪飾り&髪型を工夫する等が、その最たるものでしょうか?
勿論、萌サンには、衣装を着た状態で何度も踊ってもらうし、直してもらう以上「お願いします」の姿勢をkeepしていただきます。

ちなみに、幼い頃は「寝る時間を確保する」「食事の管理をする」等も、私の仕事に含まれていました。
特殊な関係のようにも見えるかもしれませんが…?!
周りを見る限り「まだ大人のフォローが必要な年齢のうちから、本気で取り組みたいものを見つけている子」の親にとっては、
いたって普通の関係なのだと、改めて感じています。
私立ゆえ「3歳から始めた習い事で、高校卒業後の進路を決定する」という子が少なくないですからね。

ちなみに萌サン「親の(ダンスに関する)ダメ出し」を、ほぼ無条件で受け入れます。
「じゃ、自分で踊ってみれば良いじゃん!?」なんて生意気、口が裂けても言いません。ってか、怖くて言えません。
彼女が「踊り始めて14年」なら「彼女のダンスを見守り続けて14年」ですから。
時には、先生からも意見を求められるほどの厳しいダメ出し:満載でお送りいたしております… (///▽///)

そうして迎えた本番:当日。
いつもなら「ココまで来たら、あとは楽しむだけ!」的な勢いで過ぎていくところ、
最後の最後まで、本人「(ダンスの)微調整」を続けていました。

そして、いつもなら「明日の登校に向け、少しでも早く帰って、少しでも早く寝よう!」と努力してきた我が家が、
「本番後:当日の打ち上げ」を初体験♪
結果「思い出に浸って、曲順を書き出してみたり?」「写真を眺めてみたり?」といった「発表会ロス」には陥らなかった模様…?!
終電がなくなる時間まで「あぁ、楽しかった!」っていっぱいしゃべって、いっぱい毒吐いて、いっぱい笑ったお陰で、
ちゃんと終わらせることができた、と言うのでしょうか?
初めて「(翌日から)スッキリ気持ちの切り替えができた♪」そうです。(〃⌒ー⌒〃)

その後:2ヶ月間(夏休み)は、文字通り「ダンス三昧」!!\(*^ ▽ ^*)/
週1で通っていた平日レッスンを、週4に増やし、さらには、お友達の通うダンスの専門学校で開催されるオープンクラスへも通いました。
そして、時には一人で、時にはお友達も一緒に、チア体験、バック・ダンサー体験に、プレオーディション体験…!!
単純に「レッスンを増やしたい」と口にしながらも、あえて削ったり、分析したり?
徐々に将来を見据え、ダンスと向き合う姿勢も、少しずつ大人になってきたと感じる高2の夏でした。

ちなみに、部活の「海外(ドイツ)演奏旅行」を(ダンスを理由に)辞退したお陰で(?)初めてできた
「踊っていても生まれる時間の余裕」も有効活用!!
17歳にして初めて、週1程度ではありますが、ランチだ、スイパラだ、水族館だ、とお洒落して出掛けていきました♪

元々、月謝を払ったら<余程のことがない限り>レッスンを休ませてやらない我が家。
勿論、もったいない、という意味もありますが…?
「通いたいって言うから」払ったのなら? 「レッスンしてください」ってお支払いしたのなら?
それまでに宿題を済ませるとか、他の日に用事をズラすとか、何とかしなさい、って思うんですよね…?!

週4回(+上半期は日曜:終日)のダンスに加えて、週1〜2回のバレエ、月1〜2回のヴィオラ教室へ休まず通うのは、
正直、送迎する親の方も大変です。
が、本人「頑張りたいので、応援してください」と言うなら応援しましょう。
片道:1時間以上掛かる習い事(22:00過ぎ終了)に「1人、電車を乗り継いで通いなさい」とは言いません。
送迎付なら「電車で帰ってくる余力を残す」必要もないですからね?
ただその代わり、仕事&家事〜送迎で、足りなくなった私の家事労働時間分:自分の洗濯くらいは、自分でしていただきたいんですよ。
ほら「いずれは家を出て、一人暮らしをするであろう日に向けた練習も兼ねて」という名目で…?! (´艸`)

好きなことを続けるためとは言え、彼女も、間違いなく大変だと思います。
部活を終えて、真っ直ぐ帰宅しても20:00過ぎ。ダンスがある日(1日おき)にいたっては、帰宅が23:30過ぎ。
それから宿題して、お風呂に入って…!!
計画的に進めなくては、明日着ていく制服すら、明日のレッスンで着るTシャツすらなくなりますからね?!

それでも頑張る理由の一つに…。
幼稚園〜小学校と一緒だったお友達で「将来を担う才能ある子ども」として、たびたびTVでも取り上げられているピアニスト♀がいます。
海外のコンクール出場&受賞は勿論のこと、個人コンサートの開催、
さらには、世界中から選び抜かれた子ども達:数人だけが参加できる海外合宿&演奏会にも参加。
誰がどの角度から見ても、大活躍なわけですよ。文字通り「住む世界が違う」わけですよ。
そんな彼女とTwitter上で話すたび、萌サンの心は「井の中の蛙」感で満たされ、
「日々の生活」「夢への具体的な取り組み方・向き合い方」について、反省することしきり… (///▽///)

バレエ教室のお姉ちゃん、結婚ラッシュです!
極端な例ではありますが、仮に「(家庭の方針に)細かい制限のある子」と「ない子」に分けたとして。
子どもは何となく「後者」に憧れますよね…? 大人っぽいような気もするし…? 親離れができているような気もするし…?
が。近くに「細かい制限はあるけど、その制限内でものすごく楽しそうに」過ごし
しかも「誰もが羨ましくなるような成長過程をたどって」 「理想的な結婚をした子」がいると、話が早くてありがたい♪
もうね、芸能人の記者会見&結婚披露宴みたいだったからね?! (///▽///)

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